庄内川下流部のビューポイント? (14):石黒・田中

 

 

36 松栄軒

 

 橋【35万場大橋】のたもとには大きな釣具屋、兼釣餌屋があり、四季それぞれに合せた餌を用意してくれたし、釣情報は新聞より早く詳しかったりで客が絶える事がなかった。

 時には店主自ら餌取りしてたので新鮮だったし、穴場もついて行って何箇所かを覚えた(新川が本拠)。

 

 藤前干潟保存運動の時とその後もT氏が言う豊かな生物の存在実証のためと頼まれて、餌掘りしてどの場所のはこんな環境に居て、こんな特色があるとメモ書きして稲永ビジターセンターに届けた時、T氏は石黒に頼んでおいたのに見向きもせずどこかの老人との会話に夢中、日本福祉大学国際福祉開発学部の千頭教授に会えたので事情を伝えて、展示物の説明で時間をつぶしたが受け取りにこない。

 そんなような事が前々から何度かあってカンニンならず彼とは親交を切った。メモも川に流してチーンした。

 

37 春告の放映ポイント

 

 この堤防のこの場所は、建物・堤防角度がよいのか周辺でいち早くツクシが出るため、毎年、どこかのTV、新聞の報道ポイントになり、太陽との角度もよくカメラ映えしてる。

 

38 万場橋名物黄金艦隊

 

 朝早くからとれたて野菜と肥桶を大八車に積み、飼犬にも引かせて郡部より大量の車が行列を組んで旧道を通る。

 七所社に一礼して行く人もある。帰りの9時・10時頃からは市内民家から下肥を野菜と交換して満載にして帰ってくる。この行列を軍艦に例え、黄金艦隊と呼んだ。行列中は少々くさいのが気になっていた。